高野山での夜は深夜にも鐘が遠くから聴こえてきたりしていました。
翌日は6:30から朝のお勤め。
本堂に集まって、読経を聞きます。ご焼香も。本堂がとっても立派で灯籠がたくさんありとっても雰囲気が良かったのですが、あまり見て回れませんでした。写真ももちろんNG。
昨日からずーっと寒い!!!朝は特に震える寒さ。
朝ごはんを食べて、早々に出発。
まずはメインの奥の院に向かいます。
高野の街を抜けて、奥の院入り口。
ここからは、山の中、両脇に歴史上の人物や著名企業の供養塔を見ながら進みます。
供養塔なのでお墓なのかどうか?ですが、歴史上の人物のものは苔むしていて長い間そこにあることを物語っています。
流石にお墓にカメラを向ける気にはなりません。
石を積み上げたお墓と無数の巨大な杉の木(普通のお寺にあったら御神木級の大きさばかり)に囲まれて、2キロほど歩くと奥の院に到着。奥の院に繋がる橋から撮影禁止です。
真言密教では、弘法大師さまはまだ生きていて我々を見守っている、という信仰だそうです。奥の院は弘法大師さまが住んでいるお家。なのでカメラを向けてはいけません。
でも、仮に写真で見ても全くここの雰囲気は伝わらないと思います。厳かな雰囲気の中の読経、灯籠がたくさん下がっています。でも実は奥の院のそのまた奥の御廟に弘法大師さまは住んでいるので、檀家の皆さんは奥の院の裏手でお経をあげたりお線香や蝋燭をあげていて、通ると咳き込むほど煙たいのです。
地下には小さな弘法大師像が何万体と納められていて、灯籠も天井一面を覆うほど納められていて、ここも壮観です。
奥の院で、高野山の環境保全に一口寄付、というと聞こえは良いのですがもらえる数珠も欲しかったので^ ^そして、護摩焚きに色々願いを込めて一枚納めてきました。
帰り道の御供所で御朱印を貰って、また同じ道を帰ってきました。帰りには少し日もさして寒さも和らいできました。
見事な杉の木だけ、撮影しました。
余韻を楽しみつつ「満員であきませんわ〜〜」と言っているおっちゃんの食堂で待たせてもらい、お昼ご飯。
その後は、国宝の多宝塔がある金剛三昧院。
鎌倉時代の創建で現存しているものの中では最も古いとか。
石楠花が満開!樹齢450年ものもあるそうです。
蕾は色濃いピンクです。
大司教会や霊宝館を回って。
↑ポスターはほかの神社のもの。かわいい^ ^
↑霊宝館入り口は年中紅い楓?が。季節がわからなくなる(笑)
昨夜のライトアップでみた、壇上伽藍へ。
お昼の金堂。
結縁灌頂という行事が行われていて金堂の中には入れませんでした。
根本大塔の中の豪華な仏像は拝めました。
さて高野山を満喫して、山を降ります。
帰り道、途中から「天空」という特別列車に乗ることになり、テンション上がったのですが自由席車両は普通車両でした。
そういうことか(笑)
行きは爆睡していて見れませんでしたが、帰りは座れなかったので車窓からの景色を楽しみました。昨年秋の台風で線路が崩れてしまって、この春まで運休していた南海高野線の一部区間、崩れたところもわかりました。
大阪市内を馴染み深い電車を乗り継いで京都に向かいます。
今夜の宿は、JR京都駅近くのホテル飯田。
|京都ホテル:ホテル飯田(公式HP)京都駅から徒歩2分のホテル(旅館)
京都タワーも近くです。
晩御飯は、京都の混雑を予想しておばんざいのお店を予約しました。
行く道すがら、
東本願寺や
京都王将(笑)
そして、「お数や いしかわ」に到着。隠れ家おばんざいやさんだぁ!
http://www.okazuya-ishikawa.com/index2.html
たけのこと鯛のたいたん、三つ葉と数の子とおじゃこの胡麻マヨあえ、九条ネギとイカのてっぱえ
三つ葉と〜は家でも試してみよう!とのこと。
ホタルイカの酢味噌あえ
トウモロコシの天ぷら
北海道で食べたことなかったので喜んでいました。
丸茄子の田楽。
今年の夏は各種茄子を畑に植えるそうで丸茄子もメンバー入り。
豚角煮。
燻製豚のお鍋。香りの高いベーコンみたいな感じ。
上のお鍋の締め、雑炊。燻製の香りがついて美味しい。
ビール、進みます^ ^
父は福島のひらき、という日本酒を三合も飲んで酔っ払っていました。
食事に大満足した我々は、酔い覚ましの散歩で鴨川の納涼床を見たり、先斗町を歩きました。
アオサギ。全く動かなかったので、父が置物だ!と言い張っていたのですが最後に数歩、歩いてくれました。疑惑が晴れて良かったね(笑)
今日の宿は寒くない(笑)
中くらいの大浴場で一日よく歩いた足を温めて、安心して就寝。
この日は25000歩ほど歩きました。びっくり!!
3日目に続きます。↓
http://hyrominha.hatenablog.com/entry/2018/05/07/021002