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5.あこがれのアマゾン川
昔から人間ではどうにもならない自然の力みたいなものを見に行くのがなんとなく好きでした。これ、とピンポイントは無いのですが、鍾乳洞にハマったり柱状節理に萌えたりしてました。
ブラジルも大自然の宝庫、アマゾンとかマラニャンセスとかセハードとかパンタナールとかetc…行ってみたいところ山盛り!!
今回は日程に余裕もあるので、どこからも遠そうなマナウス・アマゾンに行きたいと思い、アパレシーダツアーにくっつけて手配してもらいました。
とはいえ、初ブラジルで言葉もおぼつかないので普通なアマゾン観光で(笑)
それと、大阪時代に「マナウス」というMPBバンドをやっていて普通の人より「マナウス」という言葉を言う機会が多かったので、親近感があったというのもあります☺️
空港からはすっかり使い方を覚えたuberで。はじめての女性ドライバーでした。
車窓に見える建物は高層マンションがあったり都会な感じです。
マナウスでの宿泊はQUALITY HOTEL MANAUS。
Quality Hotel Manaus - Atlantica Hotels
ここも立派なホテルでした!
ビジネスユースもありそうな雰囲気。
ホテルに着いたのは夕方だったので、ちかくのショッピングモール、manauara shoppingへ。
あのー、立派すぎて…💦💦お水とビールとつまみ買いたいだけなんですけど…(笑)
謎文字のお店はFAST TEMAKIだと判明!
この二つのお店で、持ち帰りにして、とジェスチャーで訴える(笑)他のお店はポルキロとかステーキとかで持ち帰り雰囲気なかったけど頼んだらできたのかも?
手巻き?海苔巻き。こんな感じ。カニカマ大活躍!
ホテルは郊外にあって、流石に夜一人で街に繰り出す勇気はなくホテルで大人しくしてました。
ビールは結局ホテルの冷蔵庫のを飲みました。
- 1月8日
曇り☁️
ホテルの朝食が嬉しい!!なんと、卵を焼いてくれるスタイル。
全部入りオムレツお願いしました!
焼きたてあったか、嬉しい😊
さて、この日は一日アマゾン観光。
AMAZON EXPLORESという会社が運航しているツアーに参加しました。朝、お迎えが来て一旦事務所みたいなところに寄って参加者と合流して大きなバスで船に向かいます。
大きな洋服屋さんを抜けて(近道?)桟橋を渡って船に乗ります。
結構大人数。40人くらいいたかな?ブラジル人メインの混載ツアーなので、ガイドはポル語と英語で色々説明してくれます。
まだ、英語の方が意味がなんとなくわかるかなー。日本人はもちろん私だけ。
ネグロ川、水が茶色いので水しぶきも茶色い。遠くに見えるのはアマゾン川を渡る橋。
このあたりは上流だから?それとも単に中洲が見えているだけ?意外と岸が見えます。
最初がいきなりピンクイルカ!!!
海パン売ってます。
泳ぐというよりは浮かんでるだけな感じです。餌付けされたピンクイルカが現れるとみんな大興奮!!
そのTシャツ売って(笑)
私の番が来た!!ふくらはぎのあたりをなんかツルツルしたものが触って行った❣️
水の中は水深50センチくらいまでしか見えないので、水中から急にピンクイルカ出てくる感じです。頭撫でてみた。ツルツルだった❣️
水面から見たネグロ川。
船が次にやってきたのはアマゾン原住民のところ。
民族衣装の子達がたくさんいる。
赤土です。脆そう。
大きな小屋のなかで、原住民の人たちが笛を吹いて練り歩きます。
最後に集合写真。
お土産も売ってました。
何に使う竹?
これは縦笛で倍音だけで吹く感じでした。
篠笛みたいなのを買って、お手本に吹いてもらいました。
外では子供が遊んでる。民族衣装の子とふつうの服の子。多分日常は後者なんだろうな〜
また船に乗って、お昼ご飯を食べる水上レストランに来ました。
ビュッフェ形式で、やっぱり他の地域と並んでいるものが異なりました。
白身魚のフライが何種類か。
タペレバのジュースを飲んでみた。
レストランの奥にはお土産やさんも。やはり品揃えが違う??
さらに、その奥から上陸できるようになっていました。
森の中に作ってある木の通路を進んでいきます。
開けたところに沼が。
オオオニバスがある!
アマゾンの鬱蒼感はなくて、高原の沼な雰囲気、爽やかです。
木の通路に野生のリスザルが。でも人馴れしてるのでエサ貰ったりしてるのかな〜
エサやり禁止(笑)
水上レストランを後にして、また船に乗ります。次にやってきたのはピラルクの釣り堀。
ロープに小さい魚をくくりつけて、ピラルクの上をチラチラさせると食いついてくる。ガタイの良いブラジル人も振り回されてました。凄い迫力!
またまた船に乗り進んでいくと遂に!ネグロ川とソリモンエス川が合流する地点へ。
100㎞近くもこんな感じで流れていくそうです。
満喫したーーー!船はマナウス港に帰る気配。
岸に見える景色が違ってきました。巨大クレーンとかコンテナとか。
マナウス港に帰ってきちゃいました。
バスに乗って、それぞれのホテルまで送ってくれます。QUALITY HOTELは一番遠いみたい。道が渋滞していて結構バスに乗りました。
止まってる車にいろいろ売ろうとしてきます。電化製品とかスマホ用品とかガラクタ?(笑)を売ってる人もいました。
調べてみると、昨日行ったショッピングセンターの向こうにカルフールがあったみたい。このカルフールも巨大です。
お酒の品揃え充実。
お水とビールを買って帰り、晩御飯はホテルのカンジャ(鳥雑炊)を贅沢(といっても600円くらい)にルームサービスにして食べてみよう!と目論んでいたのですが、よくよく見てみると午前中しかルームサービスしてない??日本とルームサービスの位置付けが違うのかなぁ。
で、食べるものがなくて💧
部屋に設置されていたナッツとビールで済ませました。朝ごはん豪華だから朝まで我慢しよう😅
- 1月9日
曇り☁️
ホテルをチェックアウトしてマナウス市内観光の日です。
ああああーー、遂に旅が終わってしまう…
朝、ATSから日本語ガイドのリンドンさんがお迎えに来ました。日本に住んでいたことがあるそうで、ふつうに日本語で話せます。凄いなー。そして、運転手も来た。豪華観光だ✨✨
因みにATSは、色々な方のお知り合い、島さんの旅行会社です。今回島さんはお忙しくてお会いできなかったけど、マナウスの手配でお世話になりました。
車から見た、元の知事公館。ヨーロッパ風。
最初に市場に来ました。
これはマンジョッカ粉なんだけど、偽物が混ざってる、との事。でもこれが普通なんだそうです。
市場で良くある風景!
青い野菜関係。
クプアスー。
マンゴー。外は緑だけど中は熟していて甘〜いらしい。日本とちょっと違う。
マンジョッカ芋。中が黄色いのと白いのがある。
市場のとなりに、色々なものを乾燥して薬のように売っているお店がありました。果物や木の実、葉っぱとか。巨大なナッツ貰いました。
また市場に戻ってきた。
ここでも、乾燥したナッツやガラナなど売ってます。蜂蜜とカカオ塊買いました。
ナッツ。
めっちゃ酸っぱいフルーツ(名前忘れた)とアセロラ。
グラビオーラ。美味しくてリンドンさんは一番好きだそう。
肉コーナー。解体されたそのまま売っててリアルです。
舌と心臓だよ!と見せてくれました。僕の心臓も貰ってよ、と言っていた(リンドンさん訳)のでナォン、オブリガーダ☺️って言ったらリンドンさんに大受けしてました。
魚コーナー。
しょうちゃんによると、カスクードという魚。頑丈で、隣の桶にいたのはまだ生きてました。
やっぱりナマズ系多い。
マナウスは雨季に入ったところで、川の水量上がってきてる、との事。乾季はこの船が停泊してる辺りは車が走ってるそうです。
古い市場の中はいまはお土産屋さんがはいってます。
表から見た市場(昔の方)
裏から見た市場(昔の方)
次に、マナウス観光の見せ場、アマゾナス劇場へ。思ってたより大きくて迫力ある!てっぺんのドームは細かい板状のものをウロコみたいに重ねて作ってあって、全部で3万枚くらい使ったそうな。
壁の石や階段の石までピンク!そう言うのをわざわざ持ってきたらしい。
因みに、写り込んでいる↑この男性、かつて日系の女性と結婚していたそうでリンドンさんが説明する日本語を聞いて話しかけてきました。日本語が懐かしく感じたんだって。海軍の人でリンドンさんの日本語が上手なので感心していました。
カフェスペース?
この劇場を作った知事。最初は当時この辺の産業だったゴムを保存しておくのに作られた倉庫だそうです。
客席の下に丸い穴が空いてます。今は塞がれてるけど。昔は地下で子供や奴隷がグルグル回って風を起こして客席を涼しくしていたそうです。
客席の天井。パリのエッフェル塔を下から見た風景を再現しているそう。
客席豪華。
昔使われていたのはこういう、涼しい椅子。
二階のテラスから見た景色。ヨーロッパっぽい。
周りの建物もヨーロッパっぽい。
ここはサロンみたいな部屋。合わせ鏡と賑やかな中国人観光客。
天井絵は、どこから見ても男の子がこっちを見ているように見えるとか、女性が見る角度で寝ていたり座っていたりして見える、という、神社仏閣にもよくあるパターン。
これはレゴブロックで出来た劇場。精巧です。
資料室があって、マナウス出身のバレエダンサーが紹介されていました。アメリカ?のバレエ団のトップになってここマナウス劇場で踊ったそうです。
リンドンさんに「故郷に錦を飾る」を教えてあげた。多分、もう覚えてない(笑)
次に、INPAの通称で知られる、国立アマゾン研究所に行きました。
アマゾンの熱帯雨林を残したまま、動植物の研究をしているところです。
いろんな果物がなっていました。
↓何かなっていで写真を取ったけどわからなくなった…
研究所の中には野生のネズミと猿三種程が住んでいるそうです。
小型のカピバラみたいな感じ。なんか食べてる☺️
昨日、レストランでジュースを飲んだタペレバの実。
ピンクイルカの事も看板がありました。
昔はピンクイルカを餌として殺してその身が大好きな小さい魚をたくさん採っていたそうで、そのような漁はやめましょう、の看板。
カワウソがグルグル回ってる。
カカオの木がありました。幹から直接花が咲いて、実になってる。
これも、甘い実だそうです。名前はリンドンさんも忘れてた。
マナティがいます。
これは歩く木、と言われている。移動したい方向に新しい根を張って、古い根は腐っていって移動するそうです。
アマゾンの中でも大きくなる木。サマウマ。
分かりづらいけど、電気ウナギ。
アマゾンの暮らしやゴム採取の様子がわかる資料館があるのですが、工事中で本体は見れませんでしたが、ピックアップして小さな小屋で展示していました。
人形が抱えている丸いのがゴム。バウムクーヘンみたいに木にグルグル巻きつけながら固めていくそうです。この丸いのが沢山、アマゾナス劇場の地下に保管されて輸出されていったんですねー。
資料館の係員。ゴムの木は、ゴムを出す木と蜜を出す木がある、とかゴムは夜じゃないと採取出来ない、とか、資料館を建てるのにJAICAが入ってくれた、みたいな事を喋っていたそうですが、話止まらず俺の車の修理パーツが高かったとかそんな、どうでもいい話が続いたそうな(笑)
ここにも褐色の女神が。
売店でグラビオーラのアイスを食べました。さわやかなバニラみたいな味。美味しかった。
分かりづらいですが毛虫。刺されると痛いらしい。
これまた分かりづらいですが、クプアスーの実。クプアスー、あちこちになってました。
これは…名前忘れた…
あちこちの木にとにかく実がなっていて、名前をたくさん教えてもらいましたが覚えられない〜(笑)
そろそろ空港に向かいますけど〜、と言われたので、実は美味しいカシャーサを買いたいんだけど、と言うとマナウスで人気の居酒屋に連れていってくれました。
DEDEと言うとお店。
オーナーがあちこちでカシャーサの研究をしてきて、お店オリジナルのカシャーサを作ったそうです。2種類あって、悩んでいたら試飲させてくれました。漬け込んだ樽の材質で香りが違う。癖のないオレンジの方にしてみました。それと、ジャンブーのカシャーサ。
空港へ。いよいよ帰路につきます。
リンドンさんに手伝ってもらって、スムーズにチェックイン出来ました。
リンドンさんありがとう!!
写真撮り忘れたね〜(笑)
大阪でやっていたMPBバンドのフライヤー持って写真撮ろうとネタ仕込んできていたの思い出しました。あー、アマゾンとかで撮りたかった💦
帰り道は乗り換え2回。長い…
まずは、サンパウロのグアリューリョス空港に到着。コインロッカーに預けた荷物を引き取って、預け荷物と持ち込み荷物の仕分けをして、国際線にチェックイン。
国際線遠い〜
追加の預け荷物はボストンバッグなので、グルグル巻きにしてもらいました。
国際線のターミナルで一息。ここですでに疲れた(笑)
そして、ドバイへ。
ドバイ着きました。
ドバイの空港にシャワー浴びるところがあると聞いていたのですが、一人なので有料のシャワー浴びました。よく考えたら朝はまだマナウスで観光していたから汗かいてた。3000円弱と安くはないけど疲れも取れた☺️
ので、安心して一人乾杯!飛行機あと一つ、しかも乗り継ぎだから厄介な手間がかからないとなると緊張も解けてきました。
ガパオと二杯目。
わー、次は成田だーー💧💧
飛行機三本目。さすがに、お尻が痛くてなかなか寝れません。
隣の席にアラブ系の若者三人が座っていました。機内食で素麺が出てきたのですが、匂いを嗅いで怪訝な表情。違うよ!付属の麺つゆを器に入れるんだよ!そのままだと味がないから!!居ても立っても居られず、ジェスチャーで麺つゆを指さしました。若者はCAに確認していましたが、結局素麺食べず。ざんねーん、美味しいのに。
お尻の痛みと格闘しつつ、成田に着いてしまいました。
1000円バスで東京→電車で吉祥寺→タクシーで家
ちょっと甘えました。23㎏のスーツケースとボストンバッグ二個と手荷物持っての電車移動は最小限にしたかった…
しかし、家はエレベーターなしの4階。
スーツケースを上げるのが、この旅で一番身の危険を感じました。弱ってるから、フラーッと身体ごと持ってかれそうになる(笑)ここで階段から落ちて怪我したら笑える。いや、笑えない。
ただいま。
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