hyrominha diária

ブラジル音楽好きの、日々あれこれ。。。

音楽ゆらゆら

今日はサウーヂの全体練習。

いつも通り、いい汗をかきました。

全体練習は練習というより運動、という感じ。

とにかくひたすら続けて叩いてタンボ筋を育てます。

 

そして、その後はずいぶん前から行こう行こうと思っていた、OKIDABの居壁太さんによる、アイヌ文化のトークと演奏イベントへ。

初めてトンコリを聴きました。

ムックリも演奏してくれました。

トンコリ、その曲ごとに調弦を変えて演奏するとは!

 

わたしの育った所の近くには、観光施設としてのアイヌ村があって何度か行った事もあるのですが、暗い小屋の中で伝統衣装を着たアイヌの方が彫り物をしたりしているのを見るだけで、子供ながらに何か良くないものを見てしまっているような、心苦しかった記憶があります。

 

同じ町内にも、アイヌの家族が住んでいました。私にとっては、その家の同級生は整った顔立ちのモテモテ君、というイメージしかなかったし、アイヌだからといって疎外されていたとかいじめられていたということはないんだけど、大人達が「あそこのお家はアイヌだから」ってわざわざ言うことが心の中に差別みたいな感情があったのかな、と今になると思います。

 

でも、最近では日本の民族として研究されたり、その文化を保存したりする動きがあって嬉しく思います。

私がアイヌの血を引いているかどうかは分かりませんが、子供の頃は毛深くて(笑)顔のうぶ毛を母親が剃ってくれるときに、「あんたはアイヌの子か(笑)」とよく言われていたものです。今思うと全方面にひどい(苦笑)

まあ、私は縄文系は間違い無いのでもしかするとおばあちゃん辺りからアイヌの血が入っていたりするかも?しれません。(おじいちゃんは完全に弥生系)

 

今日のお話の中にありましたが、遺伝子を調べた所、アイヌはインヂオと同じミトコンドリアを持っているのだそうです。あー、繋がっちゃった!!

 

まぁ、そんな訳で、懐かしい地名や大きくうなづくエピソードたくさんのイベントでした。

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早速、ムックリAmazonで買ってしまいそうです。

でも、子供の頃、どんなに頑張ってもムックリ鳴らなかったんだよなぁ。

 

私がアイヌの音楽でここちよ〜くなっている頃、あちこち他のところでも楽しげなイベントがあったんですね。そっちも羨ましかったなぁ!

 

帰ってきてから、実家から貰ったアスパラを湯がいたのと、バター炒めとで食べ尽くしました。家庭科で初めて作った料理がアスパラバター炒めだったな。感動のおいしさだった!それは今でも変わらない。

 

アスパラ食べながら、YouTubeでおススメ動画とか見ていたら、超カッコ良くてザワザワして、今日の一日を振り返ると一体何がしたいんだ?!と、自分が良くわからなくなった夜更けです。

 

人生に音楽と美味しいものがあって、生きてて良かった☺️