睡眠時無呼吸症候群であることが分かって、思い切って喉を広げる手術をしてきました。
どうやら、そもそもの仕組み的に鼻の穴も狭いし喉も狭い、とにかく狭い、「狭さに関しては横綱級！大関じゃない、圧倒的な横綱！！！」と病院の先生に畳み掛けられまして。
まあ、言われてみれば口開けても喉の奥見えなくて舌でいっぱいいっぱいだなと思った事はあったけど比較する事ないしねー、口の中。
3月位に鼻の穴を広げる手術はしたので次は喉の番。
ただねぇ、喉の手術は術後が痛いよ〜！とだいぶん脅されていてそれはそれは緊張しながら病院行きましたよ。
当日の流れは以下の通り。
15:30
受付、すぐに唾が出にくくなる筋肉注射と痛み止めの点滴開始。控室にて待機。この点滴は術後まで繋いだまま。
15:40？
凍らせた水飴状の麻酔を口の中に入れられる。飲み込んじゃいけないのでひたすら口の中に溜まっていく。
16:00？
診察室兼現場へ。看護師さんの持つ膿盆にどべー、と水飴とよだれを吐き出す。スプレー状の麻酔薬を口の中に噴霧されること数回。さらに喉の奥に局所麻酔注射。若干ちくっとする程度。だが、麻酔薬で腫れるのか喉が塞がって息ができず少し焦る。(意識して舌を下げれば息はできる)
16:20？
レーザーで喉の上側のお肉を焼き切る。のどちんこも道連れ。血はほとんど出てない感じ。痛みもない。息がしやすくなる。「ほら、こんなにとれましたよ！」と見せてくれる(見たないわい！！)。
ここまで椅子に腰掛けた状態で施術。
16:30？
レーザーで切って終わりの病院もあるけど、元に戻ってしまうこともあるので糸で縫って戻りづらくするという(これは事前に説明受けてます)。
椅子を倒され縫合。口の奥に手を突っ込まれて縫われる感触と自分の喉の奥から糸(結構太い)が出てるのが分かって超絶テンパる。看護師さんには肩をポンポンされ続けて(しかしその反対の手では器具で口をがっしり広げてる)、先生には「はい、アンパンマンのアーーーって一緒に言いましょうね〜」って言われわしゃ幼稚園児かと思いつつこの地獄よ早よ終わって〜と祈る。が、一針ごとに糸を切るので合計8〜10？回くらいはアンパンマンのアーを言わされた。
縫いながら「すごい厚さなんだよな！」とか呟く先生。喉が塞がってしまうので麻酔を4割位しか使っていなかったせいか途中めっちゃ痛くて麻酔を追加してもらったり。
手術は痛くないって言ってたやん！18歳の女の子も泣かずに帰ったって言うとったやん！！涙ボロボロ出たよわたしゃ。
17:00
縫合終了、椅子を起こされる。茫然自失とはこのこと。息しやすいでしょ？と言われてもさっきの麻酔で喉塞がってたのと比べてもようわからん…涙を拭う(笑)
ここで、うがいの練習。慣れるまで鼻に水が回りやすいからだとか。切って縫ってすぐにうがい！？流石に怖いぞ。が、麻酔のせいか痛みはない。術後の喉をカメラで見せられる。「怖くないですよ〜」と言われるも見慣れてないのでグロい…グロいがたしかに広がってはいる…
別室に戻り点滴につながったまま、しばらく安静。
17:30
特に出血等が無いことを確認後、痛み止め、抗生物質の飲み薬と痛み止めの座薬を貰って終了、お会計。
手術前に「あなたは落ち着いてるから大丈夫ですよ！」と言われたんですけどね、わたし良くそんな風に言われますけどね、内心かなりドキドキしてるしザワザワしてるんですよね。
なので終わった時点で心身ともに疲れちゃって(笑)
帰ってからすぐ寝ました。夜半に起きたけど薬飲んでプリンとウィダーインゼリー飲んでまた寝ました。
術後の説明見たら当日はシャワーも禁止で3時間経過後からしか飲食出来ませんて書いてあったけど、言われなくてもそんな気起きませんでした。
希望者には術後数日は痛み止めと抗生物質の点滴をしてくれると言うので通ってます。手術翌日はまだぐったりしてて点滴から帰ってきてからもずっと横になってました。2日目くらいからちょっと動けるようになってきた！！
何もしなければあまり痛くないけど、水を飲むとか何か食べる時は痛いです。風邪で喉が痛い時のマックスの上をいくかな、という感じ。あとまだ縫合の糸が溶けてないのでざらざらする違和感が。地味にこれが辛い…おえってなりそうになる。
術後2週間の段階で問題なければ終了らしい。
ざらついてる糸や違和感は1ヶ月もすれば無くなるとのこと。
明治神宮のお祓いで貰ったお札に手を合わせて、手術の無事な終了を祈りました。今日は早期回復を。
説明を受けてる時の印象は多くの人が受けてる割とカジュアルな(？)手術という感じで、2週間もお酒や運動禁止とか耐えられるかなぁと思っていたけど今のところそういう欲が無い。人体はうまく出来てるなぁ。まだ2日しか経ってないから分からないけど(笑)
今日は春雨スープとかうどん位は食べられるようになりました！！
