高野秀行著。
高野秀行さんの本は久しぶりに読んだ。というか、こういう形での活字を読むのも久しぶりかも。
ベトナム、奄美、アフガニスタンの未知生物を探しに行くノンフィクションで、通勤の電車で少しづつ読み進め、本日読了。
高野さんが調べた、米軍が大真面目に進めていた超能力部隊が開発したネバネバ砲のくだりは面白すぎて降車駅乗り過ごしたりした(笑)
締め括りの段で高野さんが書いていた、
「人間、なにか一言の大義名分(聖戦とか〇〇のため、など)を与えられると自由になんでもやり出す」
という考察は私の嫌いな
「自分へのご褒美」と言いながら欲しいもの買っちゃうのとか
「誰かの力になりたい」と言いながら突飛な活動し出すのとかに繋がってる気がして、
あぁ、なるほど〜大義名分とはうまいこと言うなぁ、と感心してしまった。
次はアジア奥地の納豆を追った本でも読んでみようかな。