親孝行のつもりで高野山と延暦寺に行ってきたのですが、もしかしたら苦行を強いただけだったのかもしれません(笑)
随分昔から神社仏閣巡りが好きで、数え切れないほど回ったなかで、
最高峰
と、自信を持って言えるのが高野山。
好みが分かれるところとは思います、完全に。
神社仏閣は関西圏がやっぱりいい。
きらびやかな雰囲気の京都、圧倒的な歴史があるのに普段の生活の中にある奈良。(はい、私の好みは京都<奈良です。)
それらと一線を画す真言密教の聖地、高野山。初めて行ったときは一人で盛り上がりすぎました。Facebookに写真いっぱい上げたな(笑)
昔の人にとって神社仏閣は娯楽的要素があったと思っています。高野山は一大テーマパークなのは間違いない。
今年のGW後半は、そんな最高峰の高野山に両親を連れて行ってきました。歩けるうちに絶対に高野山を味わって欲しかった。特に父は幼い頃一時期お寺で暮らしていた(父の兄が病弱で大変だった祖父母がお寺に預けた)ので、筋金入りの神社仏閣好き。御朱印は私の方が早くから始めていたのだけど。
初日の5月3日。
新幹線で新大阪へ。そのまま難波へ移動して、鶴橋風月でお好み焼き。
両親とも大阪のお好み焼きは初めて。美味しいと好評。そうでしょそうでしょ!北海道で食べるお好み焼きは粉が多すぎでぼってりしてる。最近はどうなのかな。
高野山に向かうには南海電鉄を利用します。駅のホームで551の売店発見。食後のデザート、アイスキャンデー。
特急こうやに乗ります。
快適!
爆睡してあっという間に極楽橋駅到着、ケーブルカーに乗り換えます。
なんと、ケーブルカーも南海電車なのです。
ケーブルカーの到着駅が高野山駅。
高野山駅からはバスで移動します。前回は大門へ向かうバスでしたが、今回はバス専用道路を通って女人堂へ向かうバスに乗りました。
江戸時代は女人禁制だったので女の人はここまでしか来られなかったそうです。
次のお目当近くでバスを降りると浪切不動尊という大きなお寺。通り道だしという事でお参りすると、お寺の方が鳴き龍があるよ、と教えてくれました。賽銭箱の真上の天井に龍が描いてあって、その下で手を叩くとビーーンと響いて龍が鳴いているみたいだ、というもの。こういうの前にもどっかであったな。
目指していたのは徳川家霊台。家康と秀忠のお墓…なんだろうか。徳川家の作るものは豪華絢爛ですぐわかるなぁ。
守り猫。どうも、お邪魔してます^ ^
ここからは徒歩で次のポイント、総本山、金剛峯寺へ。
ルートの関係で裏口から(笑)
主殿入り口すぐには樹齢千何百年かの輪切りが。ここ以降の屋内施設は撮影禁止。
各部屋の見事な襖絵を見ながら拝観します。
室内から正門を望む。
台所。大事な行事の時にはここで料理するそうです。
蟠竜庭、石が雌雄の竜を模している石庭です。
紅葉の花終わり。
金剛峯寺主殿外観。
良い天気ながら、寒かった。
こちらが正門。
ここで、本日の宿坊。
西禅院へ。
立派なお寺です。趣も良くてテンション上がる。
夕食はもちろん精進料理。
お腹はいっぱいになります。
また、お酒も飲んでいいのです。
夕食後、ライトアップされている壇上伽藍を見に行きました。この光景は、ここに泊まらないとなかなか見れない。
夜の御影堂。
夜の根本大塔。
夜の金堂。
夜の中門。
で、めっちゃ寒い!!
風邪引く〜〜と震えつつ宿坊に帰ってお風呂へ。
宿坊ですが、個室もいくつかあるところだったので我々家族はちょっと贅沢に個室でした。お風呂は部屋には無くて小さい大浴場。寒かったのでありがたい〜〜!!
布団は一枚。羽織なし。寒い寒い…
広間には外国の方々が泊まっていたけど大丈夫だったかな。
で、1日目は無事終了。
朝の新幹線に両親が乗り遅れそうになった話を何回もして笑いながら就寝。
1時間も前に到着していたのにホームを間違えてずっと待っていたそうです。
乗り換えの仕方は教えてあげたけどホームは盲点だったなー。繁忙期の臨時便運行で普段のホームと違っていたので迷ったそうです。
電光掲示板にでるよねーとは言っても、1時間前だとまだ表示されていないし、ホームで待ち合わせね!って言ってしまったからなぁ。
2日目に続きます。↓
http://hyrominha.hatenablog.com/entry/2018/05/07/020951