26日に、ブラジルのミュージシャン、Renato Braz(ヘナート ブラス)さんがゲスト参加するライブに行ってきました。
バンドに何人ものお知り合いのミュージシャンが参加していたから、というのもありますが大好きなヘナートさんの歌を楽しみに。
ヘナートさんの歌を初めて聴いたのは一昨年の秋。アパレシーダでした。そこでライブをしたり、forró練習会に参加して下さったり、とっても親しみやすい方でした。その時に聴いた生の歌声が素晴らしくてファンになってしまった🥰
昨年の6月には、Banda forró regalをサンパウロに呼んでSESCツアーを実現してしまいました!!その様子をライブ配信で見て感激の涙を流したものです(笑)
そして私が初めてブラジルに行った、年末年始の旅行でもBar do aremaõにヘナートさんの歌を聴きに行きました。
私がブラジル音楽にハマったきっかけはMilton Nascimentでして、Miltonの歌は「ブラジルの声」と言われているのですが、録音物でしか聞いていなかったので正直、ピンと来ていなかった。高い細い声という風にしか聴こえていなくて、Miltonの歌というよりメロディが好きでそれをカバーして演奏しているミュージシャンが好きだったりしていました。
ところが、ヘナートさんの歌を生で聴いた時に、Miltonが生で歌った時の凄さを想像することが出来ました。
音程として聞こえてくる「音」じゃないところにその凄さがある!!
遅ればせながらやっと気付けた。
ヘナートさんの歌声は、耳に聴こえてくる音の周りをなにかの成分がたっぷりと覆っていて大きな何かに包まれるような気持ちになります。そして、その大きな何かの成分がヘナートさんから真っ直ぐに届けられる時に辺りの空気を心地よく震わせているみたいです。
温かい気持ちになる、とか安心する、とか、そんな感想をよく目にします。多分、聴いた人はみんな感じられることなんだと思います。
そして、生のMiltonの歌を是非聴きたくなりました。いつかなー???
幸せ〜❤️
K氏はCDを三枚も買っていました!
ソロコンサート。たっぷり楽しむ予定です!