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2.観光だけじゃないリオデジャネイロ
- 12月25日
さていよいよ出発日。落ち着かなくて超早く空港についてしまったのは言うまでもありません。
あれもこれもと入れたスーツケースはすでに21㎏。預け荷物の重量上限は23㎏なのに。これからどうするの?(笑)
早く空港についてみると、見慣れた白髪が…
そう、ブラジルに帰国されるジョアン・リラさんが同じ便でした!偶然~!
スタートメンバーは、ウィリーさんと、京花さん、けいこさん、奈緒さん、れいこさん、の女性5人。後からだいすけさん、和田さんが加わります。
空路は往復ともにドバイ経由。
成田から12時間でドバイ。ドバイから15時間でリオ。
そんなに飛行機の中で何する?と、空港で沢山本を買ったし、編み物の毛糸とかぎ針(竹製)など暇つぶしグッズをたくさん鞄に入れて、ポルトガル語も飛行機で勉強しよう~と「旅の指差し会話帳」的な本も買いました。
しかし、飛行機の中は食事を配ってひとしきりしたら暗くなっていかにも夜だから寝て下さいね~~~という雰囲気になり、本を読むとかましてや編み物するなんてとても無理な雰囲気。手元灯を付けておくこともできませんでした。仕方なく周りに合わせて寝る…
ドバイでの乗り換えは3時間?程しかなく、待ち時間にトイレに行ったりしているうちにあっという間に搭乗時間となりました。
- 12月26日
意外と寝れるし、ポルトガル語の勉強のように頭を使う作業はできない、だらだらした気分で食べる、寝る、映画見る、を繰り返しているうちにガレオン空港に到着!
samba do aviãoが流れると聞いたけど、なにも流れませんでした。
リオでの滞在は、コパカバーナ海岸のすぐ近く、post 5(船が航行するときの目印?みたいな番号塔が立っています)の辺り。
55/リオ・コパカバーナ・ホテル(前はデブレットというホテルだったところ)
夕方にチェックインして、荷を解いてから、海岸散策と晩御飯にみんなで出かけました。
天気は曇り。夕暮れに差し掛かる時間帯。コパカバーナの例のタイル模様の上を歩いている実感が湧きません。
時間帯のせいか人通りもほどほどでのんびり散策できました。
そのままイパネマ海岸へ。
途中、偉人にご挨拶。
この日の夕食は、garota de ipanema、ボサノヴァの代表曲イパネマの娘が作られた事で有名なお店なんですが、そんな事より!!
お肉が美味しすぎる✨✨✨
brahmaのchoppが美味しすぎる✨✨✨
brahmaって、日本では缶ビールでしか飲めなくてあまりピンと来ていなかったけどやっぱり現地で飲むと美味しいーーしかも生は初めて飲みました。
デザートに、と連れて行ってもらったのはアサイーの美味しいお店、amazonas。歯茎と舌を黒くして(笑)、初日から早速ライブに向かいます!
ガベアというライブハウス。
ペドロミランダがフォホーを歌ってる!?
いやいや、彼は元々フォホゼイロなんですよ、とウィリーさん情報。
でも歌っていたのは違う人でペドロミランダの予定がつかなくなった、とのこと。とっても楽しかった!やっぱりフロアは踊る人でいっぱい。
到着したばっかりだし、という事でファーストが終わったところでホテルに帰ることにしました。
うう、でも、あの年配のザブンバの人と話ししたい。日本から来てザブンバとピフィやってます❣️と言いたい。(そしてなにか返されてもなに言われたか分からないけど(笑))
帰り際、トイレから出てきたところを押さえました👍👍
私の言ったことは通じてなかった感じだけど、ニコニコしてたから良かった☺️
ドゥルバル・ペレイラさんという、リオで人気のザブンバの方、というケペルさん情報。
みんなでタクシーに乗ってホテルに帰ってきました。
ホテルの名前を言って、「post cinco!」でホテルに到着☺️☺️
エレベーターが開き戸ってはじめて(笑)
- 12月27日
ホテルの朝食を食べるレストランからは、コパカバーナの海岸が一望できます。最初の朝は曇っていて霞んだ感じでしたが、この日は雲はあるものの晴れ間もあって、うっとり感動の景色…あー、本当にブラジル来てるのね。まだあまり実感していない(笑)
今日も予定満載。
まずは、ジルソンマルチンスという今、ブラジルで流行ってるバッグ屋さんに。
小さなポーチなどがセールで安くなっていて、お土産用にいくつか買いました。そして、ジルソンマルチンスを出て、次に行ったお店も…ジルソンマルチンス(笑)
なにやら、頼まれたものが先程のお店になかった、という事で別店舗へ。そしてそこでもまた買ってしまう(笑)
コパカバーナの海岸沿いは他にも色々見どころがあります。
ナラ・レオンのお家。ボサノバが生まれた所です。
コパカバーナで一番高いホテル。
アリ・バホーゾさんと。
そのあとはコパカバーナ海岸にあるフェイラ(屋台の集合した市場)で、服を何枚か。恐る恐る、「ディスコント ポルファボー??💦💦(安くして貰えません?という気持ちを込めて)」と言ってみる。端数の5RSほどおまけしてくれました😊
セントロに移動して、alequinという、本とCDとカフェのお店へ。フロアが少し縮小されていました。カフェの方はお客さんたくさん。
途中、オーガニック素材の石鹸や化粧品のcasa granadoというお店でお土産ハンドクリームなどを買って、お昼ご飯に。途中、ピシンギーニャ。
老舗のレストラン、コロンボを見に行きました。
お昼のお店は、ミナス料理のポルキロのお店、couve mineira。美味しかった!地元の食堂、という雰囲気で落ち着きます。
リオに住んでいる、さおりさんが来てくれました!ブラジルの暮らしのこと色々教えてもらった。
時間が押していたのでラパの水道橋の上を通る電車にはのりませんでした。でも、物凄く並んでいたので時間通りでも厳しかったかも?
歩いていると、遠くに要塞みたいなのが。あれなんだ〜?と思いながら歩いてるとそこが次の目的地、カテドラルでした。オスカーニーマイヤーの設計とのこと。
中に入ると、天井に十字架が見えるようになっていて四方にステンドグラス。自然の採光のみになっていて、感激しました。すごいーーー、と思わず声が出てしまうくらい。
少し歩いて、ラパの水道橋へ。この上をさっきの電車が走ってる。ここは治安が悪い地域で、橋のたもとに路上生活者がいます。スマホ注意!
ブラジルのビール一覧ポスター。
また少し歩くと、フォトスポットの階段、escadaria selarón。阪神タイガースのタイルも!(笑)
鍵に名前やリオの見どころを彫っているお土産。一つ買いました。
お土産屋さんに寄ったりして、pão de açúcarへ向かいます!!
曇りのお天気でしたが、山頂では夕焼けが見えました!良かった☺️☺️
晩御飯は、SATSという鶏肉丸焼きのお店。やっぱりブラーマのショッピが美味しすぎる✨✨
今夜のライブはEris reginaのデビューの場だったという歴史あるライブハウス、beco das garrafasへ。
Flavia Dantasさんのライブをやっていました。京花さん、けいこさん、奈緒さんが飛び入り参加!!このツアーの醍醐味です😊😊
みんなでホクホクしながらホテルへ帰りました。
- 12月28日
この日は夜に集合するまで自由行動の日。
昨日よりも晴れていて、ホテルから見るコパカバーナがますます綺麗✨✨
朝。uberで住所を指定して、尚美さんのお宅に向かいます。最近引越しをされたそう。それでも前の道からコルコバードのキリスト像が望めました。文化財にも指定されているという、古いけど落ち着く二階建てのお宅でした。
尚美さんのお宅から、バスに乗ってpraça 15に向かいます。バスはお金を払ってバーを回して座席に乗り込む形式なのですが、このバーをうまく回せなくて座席に行けなくなってしまった💦💦💦
尚美さんが、お金は払ったからバーをもう一回回して欲しい的なことを説明してくれますが、おそらくこのバーを回した回数と運賃がリンクしているのか、運転手は回してくれず、バスは走り続け、私は入り口のところで立ってオタオタしたまま…(笑)
近くに座っていたご婦人が、次のバス停で後ろの出口に回って乗ったらいいのよ!と提案してくれて、無事、座席に座ることが出来ました。
Praça15から、ニテロイ大橋などを望みながら海沿いを散歩。
天気が良くて暑いけど、数日前までは40度にもなったと言う話。
近代美術館
アコーディオン弾いてるおじさん。
カンデラリア教会。オリンピック聖火台のオブジェクトが飾られていました。この辺りは、オリンピックに合わせて整備されていて、とても綺麗でした。海軍の施設があったりして治安的にも悪くないみたい。
その、オリンピックに合わせて新しくなった路面電車に乗ります。
カードを買わないと乗れません。
路面電車でぐるっと一周してきました。途中、各チームがカーニバルのアレゴリアを作っているcidade do sambaという一角も通りました。
行ってみたかった、casa do choro年末のお休み中。表からだけ。
セントロを色々案内して頂いて、ウィリーさんと合流。なんとお二人は会ったことがないとの事!!せっかくなので、ポルトガル料理のカフェ、casa caveでお茶。
尚美さんと別れ、サンクリストヴァンへ!!
カンガゼイロ帽子の形の建物。
ゴンザーガと☺️☺️
レストランではフォホーの生演奏。
ビュッフェ形式のお店、カボチャのお店と呼んでいた。店名不明。
サンクリストヴァンの中をグルグル回る。可愛いものが沢山あって、写真撮りまくり(笑)
食品やガラナの葉っぱを売っているお店もあって、ナチュラルガラナも飲んでみました。甘かった。
ステージはいくつもありました。
昼間だから?閉まっているお店も多かった。
サンクリストヴァンでは、土人形や革の帽子など沢山買い物をしました。
そして、マンゲイラのカーニバルに参加するためファベーラ入りしているずんくんと合流。この日ずんくんにエスコートお願いしていたれいこさんとも合流。
ずんくんとはマンゲイラの普段が見たい!と、事前にメッセンジャーでやり取りしていたのですが、果たしてファベーラにどうやって行くか、というところから錯綜していました。周りの人はタクシーとかは行ってくれないよ、と言うし、ずんくんによるとクアドラまでなら普通にuber来ますよ、と言うし、そこに、ブラジルに行くよ!とメッセージ送ったニエウソン(rei do tamborim)からは、甥っ子が車の運転手だから空港に迎えに行くよ!とメッセージが来るし…
ニエウソンの甥っ子くんがお迎えに来てくれるならそれが一番間違いない!!と、打ち合わせのメッセージをニエウソンに送るのですが、私のポル語はGoogle翻訳だから意味が伝わらないのか、会話がすれ違いっぱなし(笑)
結局、そのやり取りもずんくんにお願いをして、無事、サンクリストヴァンまで迎えに来てもらえることになりました!!
甥っ子くんは、パウ(パウロ)くんという、口数の少ないシャイな男子。
途中、パレードをやるサプカイが見たいと言うと、寄ってくれました!
ここがバテリア溜まり。普段はただの道なんですね。
ファベーラに到着、ずんくんが住んでいるベッチーニョさんのお宅にお邪魔しました。
屋上で犬を飼っていて、人が来ると大はしゃぎ(笑)でも、う◯こだらけ…(笑)
女の子みたいだし、「ベイジョ!」と言うとちゃんとベイジョする賢い子なんだけど、う◯こが…
ベッチーニョさんのお宅では普通にタンボリンやら叩いて良いみたい(笑)
歩いて10分弱のマンゲイラのクアドラへ!!
いつも動画で見ている現場に行くとやっぱり感動します。翌日のエンサイオに向けてお掃除中でした。
タンボリンを尊敬せよ!
よく写す構図だそうです。
クアドラの売店は閉まっていたけど、数件隣の売店が空いていて何枚かマンゲイラシャツを買いました。
歩いてるとニエウソンとばったり!!仕事??かなんかで会えないと聞いていたのでラッキー!でも一言二言言ってすぐ行ってしまいました。もしかしたら不思議ちゃんかもしれない…(笑)
いつも行くと言う、屋台で三本10RSのブラーマをみんなで飲みます。やっぱり美味しい✨✨
後ろに少し写っているおばさんが、私たちのために椅子とかを用意してくれました。お礼に、折り紙で鶴を折ってプレゼントしてみた。ニコッと笑って胸の谷間に収納していました☺️☺️
戻ってみると家主のベッチーニョさんが帰ってきていてご挨拶出来ました。ベッチーニョさんはバテリアの先生なのですが既に酔っ払っていたのでお話だけ。教えて貰えば良かったかな、今思うと勿体ない(笑)
そろそろファベーラを離れなければなりません。売店にいた、パシスタの偉い人(名称があったけど忘れちゃった)とご挨拶。笑顔がステキな綺麗な人だったな。
今回は、ファベーラに住んでいるずんくんの案内があったから行けたけど、やっぱり内部の人無しには行けないところだな、と思いました。感覚的にはファベーラがそのまま家のような感じ。自分の家に知らない人が入ってきたら攻撃するのは普通のことのように、知り合いでもなんでもないのにいきなり入って行くと危険なのは当然だと思いました。
でも、中に入ると道行く人がみんな声をかけてくるし笑顔で挨拶をするし居心地いいかもしれません。また行けたら良いな。
また、パウくんに来てもらって、ブルーノートまで送って貰いました。本当にありがとう、パウくん。影の立役者。
この日のブルーノートは、
ホベルト・メネスカル
カルロス・リラ
という、一人でも充分なネームバリューのミュージシャン4人のライブ。
ドリームカルテットです!!
でも、この日は盛りだくさんすぎて、ファベーラで飲んだビールが美味しすぎて、ライブ中寝てしまいました💧
最近、ボサノヴァ聞いてないし…💧💧
ツアー参加の皆さんは大興奮!!
そりゃそうです、このメンバーだし帰りにサインもらったり出来たし☺️
それぞれが大満足の一日、興奮気味にホテルに帰りました。
- 12月29日
リオ最後の日。快晴☀️
朝日が本当に綺麗✨✨
この日はチェックアウトしてバスでコルコバードの丘に向かいます。
キリスト像のところに行くには、ケーブルカーに乗ります。
到着!快晴です!!
やっぱり、青い空をバックにキリスト像は綺麗です。
日系の方がやっているというお土産やさんに寄りました。
サルヴァドールへ向かうため、空港に向かいます。
ガレオン空港でチェックイン、やっぱりスーツケースが重力オーバーで手荷物に振り分けました。念のためボストンバッグを持って行っていて良かった〜〜
ポンヂケージョを食べよう!とわいわいしていたら、やっぱり!!という声が。
振り向くと、なんと、サンバのお友達、ひろたんが!!!
ブラジルに来ているのは知っていたけど、何という偶然!!そしてひろたんはこの後、ミルトン・ナシメントを見たそうです!
良いなぁーーー!!
我々は空路サルヴァドールへ。
リオデジャネイロは3日弱という短い滞在でした。見所が多い街で、ライブも合わせて毎日盛りだくさん!!
でも効率よく回れました。
そして、観光地を巡るだけではなくてリオに住んでいる尚美さん、ずんくん、さおりさんに会ってその生活に少しだけ触れさせて貰いました。とっても印象深い出来事でした。
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