盛り込みたい情報量が多すぎて、何から書いたら良いやら…
こんな凄いオルケストラに参加できるなんてねー。
まず、エルメートバンドのベーシスト、イチベレさんが満を辞して(何年か続けて日本でワークショップを行っていました。初回に参加して楽しかったけどびびった(笑)あの時はケイコさんに頼りっきりだったなぁ。)日本のイベントでオルケストラを組む!という。
それは凄いね〜!とまるで他人事と思っていたんですけど、とある雨神さまからお勧めされて、譜面も事前にくるし、イチベレさんはムジカウニベルサリオ(音楽はすべての人のものだから上手い下手は関係ない、みたいな)の人だから絶対に大丈夫!!という言葉を信じて恐る恐る参加のメールを送りました。
そういえばワークショップに参加した時も中川さんに、参加しない意味が分からない!と言われて、それなら…って参加を決めたんだっけ。
そんなんばっかり(笑)
クラリネットのエントリーが他に居なかったのもあり(雨神さまのコネもあり)、無事合格💮
暫くの沈黙、さてーそろそろ旅行にも行くし〜と思っていたら毎晩届く、譜面PDF、音源midiファイル全体ver.とクラリネット抜き出しver.、シベリウスデータ、mxlデータ(muse score用ファイル?)のセット。
4〜5曲届いたところで一旦静かになったのでそこで終わりかと思いきや、またどんどん送られ始め…全11曲!!(最終的には12曲)
そうなってから、
…これは、イベントで4〜5曲演奏してワータノシカッタネ!と言って終わるプロジェクトではないことに気付きます。
しかし、毎晩やってくるデータを確認していて練習する間もなく旅立つことに。
更に送られてきた譜面は、
調号なしで臨時記号を振られたもの。クラリネットはB♭なので、あらー、どの曲もkeyがB♭なのねー、なんて呑気に構えていたらそういうことではなく。単にkeyを調号で表していないだけだった。midiファイルを聞いてみると、クラリネット抜き出しver.がなんと、譜面をそのまま吹いたときと違う!すわ!まさか全曲移調譜自作か???と思い、仕方なくmuse scoreの無料版をインストールしたりして確認すると、譜面は合ってて音源が違うことが判明。全体ver.の音源とは合ってた。あー、よかったよぉーーーーー
でも、調号無しだと臨時記号が増えて見づらいのでせっかくインストールしたmuse scoreで調号ありの譜面を出し直したりして。
※語彙力不足でなんのこっちゃ分からないと思います(笑)
旅先でどんどん流れてくるメッセンジャーのやり取りをみて、気ばかり焦ります。(しかし、なす術がないので仕方なく!のんびりします。)
心の中は、間違いなく私が最もスキルと経験値が低いのにどうしよーー、です。
旅行から帰ってきて、風邪の残り香咳喘息を抱えたままリハ参加、ほぼ初見。しかし、曲は聴いていたので間違いながらも目は付いていける。
このオルケストラには、昔から一方的に存じ上げていたミュージシャンや、無知な私が知らないだけで恐らくあちこちで活躍されているミュージシャン、これから活躍するであろうミュージシャン、そんな方たちばかり。
ああ、私だけが、普段ゆるゆるやってる人だ…
萎縮しまくり。
でも、目の前でバンドの指揮をとるイチベレさんがなんともチャーミングな笑顔で嬉しそうにされているのを見ていると、こちらも幸せな気分になる。笑顔が素敵だ。息子のアジュリナン(エルメートバンドのドラマー。今回オルケストラに参加)はイケメンだし。
リハも回を重ねるごとに色んなパーツが組み上がって、なんとも心地よいハーモニーになる。
midiで聞いていた曲が、人の手で演奏されると途端に更に素晴らしい曲になる。
皆んなすごい。。。
イチベレさんもインプロで歌いまくる。
細かい音の調整をして、これが生きた音楽だ!って言う。何かしらの褒め言葉をその都度言ってくれる。
心が大きくて無邪気でなんて素敵な偉大なるミュージシャンなんだろう〜って思う。そんな方が急ごしらえの日本のオルケストラのために、12曲もの書き下ろしを作って下さり、毎日寝不足になりながら一生懸命まとめ上げてくれる。
無理と思っていたけれど、参加して良かったなぁ。
イチベレさんはこのような活動を世界各地でもう20年も続けておられるそうです。
わたしは、まだ吹けないところがあって、そこをなんとかしないとならない。臨時記号が多いので吹き込まないと音を間違えてしまう。
その辺りを克服すると、もっと!!楽しくて感動できるとおもう。
今日は最後の個人練習が出来る日。
出番は11月3日13:20です!!
濃いー濃いー2週間がおわる日。
昨日は思いつくままに書き散らかしたのでまとめてみました。